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イクメンインタビュー

インタビュー:2024/2/5

プロフィール

入社6年目 29歳(2023年7月に第2子誕生)

仕事内容は?

建設コンサルタントとして、山口県内のインフラ構造物の調査・設計を行っています。入社してからインフラ点検、道路設計等、様々な業務を担当させていただいています。自分が携わった仕事が地域に貢献していることにやりがいを感じています。

育休取得の動機は?

私が育休を取得しようと思った理由は色々ありますが、まず、出産直後で体がボロボロになっている妻の負担を少しでも軽減したかったからです。「産後の女性は全治2カ月の交通事故と同じ状態」と言われることもありますが、私自身、長女の育児の経験があり、育児の大変さを身に染みて感じています。そんな大変な育児を妻に丸投げするのではなく、自分が主体的に育児に参加することで妻の負担を軽減したいという思いがありました。また、産まれてきた子供の成長を一番近くで見ていたかったこともあり、この度、育児休暇を取得させていただきました。

育休期間は?

出産日から1ヶ月間以上取得しました。当初は、2〜3週間の取得で考えていましたが、お盆が重なったことと、宇部市さんが実施されている「宇部イクメンの会」の「1ヶ月間以上の育休取得で助成金が10万円」をいただける制度があったこともあり、期間として1ヶ月間以上を選択しました。補足になりますが、私のように若いパパは、収入の面で不安がある方が多いと思います。現行の制度ですと、育休を取得すると手取り収入が減少してしまいますので、長期間、育休を取得すると逆に生活に困ってしまいます。助成金制度を活用することで、収入の面でも安心して育休を取得することができました。

第1子のときは?

第1子が生まれた時は、私自身もそうですが世間的にも今ほど育児休暇に関心がなく、とりあえず3日間程度が妥当だなという考えが周囲にあったと思いますし、正直、自分にもありました。また、第1子誕生時は、入社2年目ということもあり、収入の面でも不安がありましたので、逆に長期間の育休はとりたくないという思いがありました。

育休のとりやすさは?

数年前までは、育児休暇を取得しない、取得しても2、3日が当たり前だったと思います。弊社でも、そのような考えが浸透していたと思います。しかし、私の数個上の上司が2〜3年前に、会社で初めて2週間育休を取得されていました。その前例があったこともあり、「あの先輩と同様に自分もなるべく長期間取得したい。」と言いやすい雰囲気ができていたと思います。ちなみに、その2週間育休を取得した先輩は、「これからの育休対象者がなるべく長期間とりやすい雰囲気を作りたかった。」と言っておりまして、自分もそれに続けれたかなと感じています。

所属部署の反応は?

所属部署内の育休のとりやすさは問題ありませんでした。私が育休を取得した期間は去年の7月上旬から8月上旬でしたが、実はこの期間が、7月の大雨災害により大変、忙しい時期でした。子供が生まれる直前に災害が発生し、会社全体が忙しくなることが想定されていたため、「自分だけ育休を取っていいのか。」と育休を取るか本当に悩みました。その悩みを部内で打ち明けると、「元々、予定していたことだから大丈夫。家族を優先してゆっくり休んで。」と、温かい言葉をいただきました。復帰した際も、「ゆっくり休んだ分、今から仕事に期待してる。」などの声掛けがあっただけでネガティブなことは一切、なかったです。本当に同僚に恵まれているなと思いました。逆に自分が今回、育休を取得できたことで、将来自分の周りで育休対象者が現れたら、育休取得を推奨していきたいという気持ちにもなりました。

実際に取得してみての感想

育児をした経験がある方は分かるかと思いますが、育児は本当に大変です。育児休暇と聞くと、ゆっくりできそう等のイメージを持たれる方も多いと思います。正直、私もゆっくりできると考えていましたが、それは誤りでした。実際は育休期間中も忙しかったです。昼間は、上の子の幼稚園の送り迎え、産まれてきた赤ちゃんのお世話、皿洗い洗濯物等の家事でゆっくりできる時間などなく、夜も赤ちゃんのお世話で眠れない日々が続きました。本当に大変でした。一昔前の女性はこれを一人でやっていたのかと思うとゾッとします。私一人では無理だったと思います。今回、育休を取得したことで今後の家族関係にも良い影響があったと考えています。自分がつきっきりで赤ちゃんのお世話をしたという経験は、これからの育児でも自信になると思います。これからも、もっと男性が育児に参加し、女性も育児しながら活躍できる社会になることを期待しています。

育児に対する会社の理解は?

弊社ではこの1年間で社長も含め社員に6名のお子さんが誕生しています。ベビーラッシュの年度となりました。私が知っているだけでも、この1月に3週間取得した者、現在、1カ月程度の休暇を取得中の者がいます。私の年齢の一回り上の社長、二回り上の上司にも子育て社員がおり、皆、同じように子育てに奮闘しています。子育て対象者が多いこともあり、子育てについて理解がある会社だと感じています。例.子供の風邪で休む必要がある場合。子供の行事・イベント時の有給休暇の取得しやすさ。

育児による仕事上のメリットは?

平日は帰宅後、風呂、寝かしつけ、土日はお出かけ・・と、ゆっくりできる時間は少なく、時々、一人で何もせずにゆっくりしたいと思う瞬間もありますが、家族を支えることが仕事のモチベーションの一つでもあります。弊社では資格の手当制度がありますが、家族のためにも試験に合格するというモチベーションになっています。

育休取得に対する周囲の評価

家族、親戚、友人だけでなく育休期間中に毎日、送り迎えしていた幼稚園関係者から、「男性でも1カ月間、育休が取得できる会社はしっかりしている。」「育児に積極的。」と好評をいただきました。現在は、男性の育休が普及し始めた段階のため、このような評価になったのですが、これからは、育休を取ることが当たり前、育休期間は1カ月間・1年間と各家庭が自由に選択できることが当たり前になることを期待しています。

仕事の引継ぎは?

妊娠が分かった時点で早めに育休を取得することを上司に相談していたため、自分の担当業務は完了した状態で育休を開始することができましたので、特に大きな仕事の引継ぎはありませんでした。上司も育休を踏まえて業務量を調整してくださいました。

休日の過ごし方は?

子供を連れて公園に行ったり、遠くへお出かけしたりしています。以前、持っていた趣味に費やす時間は少なく、自由な時間が欲しいと思うこともありますが、今では家族と過ごす時間が趣味になっています。日々のストレスも遠くへお出かけするなど家族との時間の中で解消するようにしています。

将来、どんな父親になりたい?

育休終了後も継続的に育児に参加することで、子供にとって身近で信頼できる存在でありたいです。学校の参観日や行事に参加する等、小さな頃から子供の成長を見届けることで、子供が成長した後も、子供にとって一番の良き理解者でありたいです。


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