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これが私の仕事 | 土石流災害から地域住民の人命・財産を守る為の構造物設計私は現在、第二設計部において、主に砂防設計業務に携わっています。砂防業務とは、近年多発する土石流災害を未然に防ぐ為に、砂防ダムの設計を行うものです。第二設計部の主な仕事内容は、計画地の現地状況を考慮し、その場所毎に最も適した設計を行うことです。砂防業務の主な流れとしては、土石流発生時の規模を把握する為、現地の渓流を調査し、どれだけの土砂が流出するかを想定します。その後、土石流に対して、安心・安全で経済的なダムの規模を決定し、国土交通省や山口県土木建築事務所の承認を得た上で、成果品納品となります。一般的な流れは上記の様になりますが、実際は自然だけを相手にするわけではなく、そこに暮らす地域住民の事も考慮する必要があります。よって、責任感を常に持って業務を遂行しています。 |
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だからこの仕事が好き!一番うれしかったことにまつわるエピソード | 自分が設計した構造物が後世に残り、人々の役に立つことを実感できますこの仕事では、自分達が設計した構造物が、地域の方々の安心・安全な生活に関わるものとして後世に残るため、やりがいを感じます。自分が担当した業務が施工に入り、完成した姿を見た時は、言い表せない程の喜びがあります。 また、当社は若い社員にも積極的に業務の担当を任せて下さるため、若いうちから活躍の場があります。そして、上司・先輩方が私達の意見・疑問等に対して話し合いの場を設けて下さいます。こういった環境で働くため、早く一人前になって更に会社の役に立ちたい、と考えることができます。 |
ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き | 悲惨な被害を未然に防止し、地域の役に立ちたい私がこの仕事を選んだ理由はズバリ、地域の方々の生活の役に立ちたい、との考えを持っていたからです。平成21年に山口県防府市において、豪雨によって発生した土石流により、老人ホームで多くの尊い命が失われました。当時私はまだ学生でしたが、この災害後に現地の見学に訪れたことがあり、その際、「土石流の発生を想定し、上流で土石流を未然に防ぎ、人命を守ることはできなかったのか」と強く感じました。この思いが、今の仕事を選び、砂防業務に携わっていることに大きく関係していると感じます。 |
これまでのキャリア | 入社後は、大学の専攻(地質調査・地球環境)もあり、地質調査部に配属されました。約1年半、砂防・地すべり業務に携わり、その後、第二設計部に異動となりました。異動後は砂防設計や下水道設計業務に携わっています。 |